屋根塗装、外壁塗装工事をする上で、きになるなのが作業の品質ではないでしょうか?
塗装工事というものは、あらかじめて作られてた商品を買う事と違い、見えない商品を購入するので、工事を依頼する会社、または作業する職人さんの信用や技術が凄く気になります。
とくによく噂されることは、作業する職人さんによって仕上がりの質にばらつきがあり、当たり外れがあるという事です。
また、こんな方もご注意です。
「塗装なんて、塗るだけだから、手抜きさえしなければ、誰が塗っても変わらないんじゃないの??」
とうう考えをお持ちの方。。。
それは、違います。
養生の張り方、下地調整の仕方、塗料を混ぜ合わせる分量、最後の細かい気遣いによって全然仕上がりが違います。
塗装工事に入る職人さんによって、品質に大きな差が出てくるのです!
1.<工事した現場を見に行く>
実際に作業しているまたは、施工した現場の仕上がりを見て、判断していく
2.<ネットで口コミをみる>
大手リフォーム会社しか、口コミサイトは出ませんが、判断材料にはなります。
3.<塗装技能士の資格を持っている>
塗装技術を認定する国家資格を持っている会社を探す
※この3つの中では、口コミサイトがあればよいのですが、ない会社がほとんどであると思います。
1、3番の「塗装技能士の資格を持っている、会社の施工現場を見に行き探して選ぶ」という方法が良いのではないかと思います。
その塗装技能士とは何なのか?、、下記で解説していきます。
塗装工事のプロフェッショナルで国家資格に該当します。
塗装技能士は1級・2級・3級とあり、それぞれの受験資格は
1級が実務経験7年以上または、二級合格後して2年の実務経験が必要です。
2級が実務経験2年以上
(職業高校や専門学校などの学歴により実務がなくても受験できる)
3級が実務経験6ヶ月以上
学科試験と技能試験とあります。
検定試験では
・木工塗装作業
・建築塗装作業
・金属塗装作業
・鋼橋塗装作業
・噴霧塗装作業
と分かれています。
学科試験 ¥3100円
実技試験 ¥16500円
※都道府県によって異なる場合があるそうです。
屋根塗装、外壁塗装工事で、気になる会社または職人選定で選ぶポイントとしては塗装技能士の資格を持っているか持っていないかが判断基準の一つであると思います。
ですが、1級塗装技能士を持っているからと言って、必ずしも腕が良いとは限りません。
7年ほどで取れてしまう資格ではあるので、資格を持っていなくても20年以上経験している、ベテラン職人もたくさんいますので、そこは何とも言えません。
ただ、塗装の知識と基礎が出来ていて、なおかつ7年以上の経験があれば、標準以上の仕上がりを期待できるのは間違いないとは思います。