近年では、高齢化が進んで、空き家が増加してきており、いかに、空き家を減らしていくかが課題となっています。
また新築を中心とした、住宅づくりから、既存の住宅を再利用して、メンテナンスやリフォームをしてお家を長持ちさせるという事がその分、産業廃棄物の減少に伴い、推奨されてきています。
そんな、メンテナンスやリフォームで大事なことは、定期的な劣化状況の適切な判断ができ、的確な処置を提供・提案できる人材が求められます。
そんな人材を育てていく為に、外壁劣化診断士という資格が生まれたそうです。
外装劣化診断士はメンテナンスやリフォーム工事に対しての知識に特化しています。
建物の構造と建築材料を理解しており、屋根や外壁の経年劣化に対して雨漏りの侵入を防ぐ為に、適切なご提案が出来る業者です。
消費者の方にとっては、資格がない業者さんよりもある業者さんに現場を調査をしてもらった方が安心感に繋がると思います。
どなたでも受験は可能ですが、下記の方を対象にしているそうです。
20歳以上で、日本の国籍を有するもので、建設業や不動産業での実務経験が3年以上
建築士または宅地建物取引主任者の資格を持っている方
・建物の構造について
・建築材料について
・屋根・外壁の劣化状態について
・雨漏り・漏水のリスクについて
・診断の実務
・関連の放棄
(建築基準法・品確法・長期優良住宅法・特商法
瑕疵担保履行法・労働安全衛生法・消費者保護法)
地球環境にも良く、消費者にとっても経済的な事はリフォームすることによって、お家を長持ちさせて寿命を延ばし、新築への建て替えを減らすことです。
これに対して、劣化に対するプロフェッショナルの外装劣化診断士なら貢献していくことが出来ます。
また、リフォーム工事の見積を行った際には、利益ばかりを追求して提案してくる業者さん・説明が不十分な業者さんもいます。
そのため、本当にこの見積もり内容であっているのかと疑問にもなる事があります。
ですが、外装劣化診断士の資格をもっている業者であれば、知識がある分、しっかりとした納得いく説明をしてくれるので、安心して工事を任せることが事ができのではないかと思います。
屋根修理の業者で迷ったら、この資格の有無も判断材料の一つにしてみてください。